内輪ネタで義理の妹夫妻が当時祖父の葬式で不義理を働き、私が余りに腹を立てて不眠になってしまった時である。

明智光秀の娘として細川家に嫁いだ訳だが、主殺しの汚名を着た父と夫やその家臣から受けた不遇。

あ、「巧妙が辻」のお話です(〃 ̄ー ̄〃)

一方大地震で娘を亡くして呆然と町をさまよう千代(仲間ユキエ)が目に付いた伴天連寺でお珠(ガラシャ)役の長谷川京子と出会います。

個人的に二人とも好きなのでこれは柳の下にどじょうが二匹!と見入ってたんですけど。

お互いを慰めあうような言葉のあとに

「珠はすべてを許せるような強い人になりたい」

というようなことを言います。

・・・・・・すべてを許すのか。おれに出来るかな。

ハセキョーの言葉は長く心に突き刺さり許さないまでも気にならないぐらいになりました。

一ヶ月以上続いた不眠も解消され胸をなでおろす日々です。

その当時の歴史背景や細川家のその後の知っているだけに

人一人の気持ちの持ち方で歴史も変わるかもしれない

と痛感しました。

心の痛みや苦しみ、悲しみと向き合うことはとてもつらい。

目を背けてもそれは自分自身の痛みだから消えることは無い。

ならば痛みとともに生きてゆこう。

と感じた巧妙が辻によって引き起こされたワンシーン(回想)でした。

コメント

春紫苑
春紫苑
2006年8月30日20:04

「珠はすべてを許せるような強い人になりたい」>>
それは難しく、受け入れるしかないのであろう。時が解決するその日まで。

マサムネ
マサムネ
2006年8月30日21:49

私の場合本や映画のワンシーンに教訓を覚えるとスッと許せるみたいです。

私がガラシャだったら絶対許さん!!だけどね。

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